【カイゼン】

愛知県の方は、トヨタ自工の「カンバン・カイゼン方式」はよくご存知だと思います。

  

そのうちのカイゼンは「物事に終わりはなく、常に改善し続ける」という考え方です。

日本にいると当たり前だろう、と思いますが、外国にこういう考え方はないそうです。

 

トヨタの工場では、たとえばネジが5個必要な工程で、ネジを1個ずつ拾っているとそれだけ時間がかかるため、ひとすくいでネジがぴったり5個だけ取れる工具を開発しています。

 

その開発・製造費用は数千万円だそうですが、わずか数秒を縮めるために、そこまでやる。

 

けれども、よく考えたらトヨタの工場では数千人が同じことをしていて、その全員の手間が縮まるわけです。

 

同様の例として、JRは継続的に新幹線のぞみの新型車両を数百億円かけて開発していますが、それで縮まる時間は東京―大阪間でわずか5分。

 

そのために大金をえらく使いすぎているように思えますが、それでも1本ののぞみの車両には定員1000人以上が乗っているので、ひとり5分の総数は5000分=83時間! 

 

これが1日の便数200本以上で1万6600時間=1日あたりで691日以上の旅客の時間が手に入るのです。

すごいことだと思いませんか?

 

カイゼン方式は、「完成したことを疑う」ことによって、停滞してしまうのを打ち破る方法です。

  

この方式は今では世界中の工場で採用されています。

 

みなさんも、小さな日々の行為をよく観察して、カイゼンしてみてはどうでしょう?