
みなさん、大ヒットした映画『マトリックス』シリーズはよくご存知かと思います。
マシンによって作られた仮想空間に、人間どもは飼われて住んでいる。という状況設定です。
そこで、最新の量子力学によりますと、ミクロの世界を突き詰めた結果、この世界はテレビ画面のような、ドットの集まりでできているらしい、とのことです。
これは量子がA点からB点に途中を経ず瞬時に移動することからそう考えられました。
そのようなことから、もしかするとこの世界は、誰か知的な者が作った仮想空間の(マトリックスのような)世界ではないか?
という考え方が、大まじめに出されてきました。
「なんだって?! それはたいへんだ! やつらに戦いを挑まねば!」
ところが現実はここで映画のような展開にはなりません。
当の科学者らは、「驚くべき真実がわかったからといって、我々の生活がなにか変わるわけではない」と、ひょうひょうと研究を続けています。
で、何が言いたいかというと、我々は日々世のいろいろのことに驚いたり憤慨したり、どうでもいいことに振り回されすぎじゃないのだろうか? と、クールな科学者たちを見て、思うのでありました。
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