
みなさんワインはお飲みになりますか?
ボルドーの名門、ラフェットやムートン・ロートシルト、ファンには垂涎、憧れのワインです。
で、この両方のシャトー、かの有名なロスチャイルド一族が保有しています。
ロスチャイルドといえば、一族で100兆円とも200兆円ともいわれる資産を持ち、我が国では世界を裏で牛耳る陰謀の黒幕みたいなイメージがありますが、それはかってな誤ったイメージで、実際は英国王室等から大きな信頼を得ている堅実な商業一族です。
いまから約200年前、フランクフルトで古銭商をはじめたユダヤ人のマイアー・アムシュル・ロートシルトとその5人の息子たちは、19世紀にわたってヨーロッパにおける金融帝国を築いていきます。
彼らの一族は、時代の変わり目で不思議なほどの運の強さを発揮します。
国家体制や経済状況の変化でライバルが没落していく中、なぜか彼らの行動は裏目に出ず、いつもチャンスになっていきました。
同家の輝かしい歴史はここで書き尽くせませんが、彼らがもっとも大切な信条としたのは、彼らの宗教・ユダヤ教です。
もともとマイアーはラビとなる修行を受けて育ちました。
それぞれ各家の代々の当主も厳格なユダヤ教徒で、血族の男性しか、けして経営陣に加えませんでした。
(女性の皆さんすいません)
一族の成功の秘訣は、神様をしっかりと味方につけたことでしょう。
さて、当家の今宵はマルゴーでも… でないスーパーで買ってきた安いワインを飲もう。
*Rothschild 「ロスチャイルド」は英語読み。ドイツ語は「ロートシルト」、フランス語では「ロチルド」。同家はレッド・シールド=赤い盾を紋章としています。また英国シティのロスチャイルド銀行には5本の矢の紋章が掲げられており、マイアーが息子たちに言い渡した教えを、のちに我が国の毛利元就の逸話は借用創作したものだとされています。
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