【虚構と現実】

ドイツの社会学者ニクラス・ルーマン(1927 - 1998年)は述べました。

 

「予期と現実は互いに前提を供給し合う」

 

社会学で「予期」は「虚構」とも言いかえられます。虚構というのは、例えば「民主主義はいいものだ」とか「人は互いに助け合わなければならない」みたいな「物語」のこと。

虚構(物語)は証拠のない作り話で真実ではないかもしれないが、それを信じていると現実にそうなるし、現実でそうしているとさらに強固な虚構(物語)になっていく。互いに補完しあうということです。

 

不安な物語は現実となります。

希望の物語も現実となります。

現実に実現するのは、信じたことです。