【貧しい個性】

ラカンは嘲りを込めて言う。

「欲望とは他者の欲望である」

ああいうふうになりたい。あれがほしい。
ああなるなりかたに多様性はない。あれを手にいれるいれかたにも多様性はない。
ただ一つの価値観と、ただひとつのしかたがあるだけ。
創造性が皆無だから嘲笑したのだ。