
江戸前期の陽明学者
熊沢蕃山氏は言いました
『憂き事の尚この上につもれかし
限りある身の力ためさむ』
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ある時代ある都市に元気で有能な正義感のある男がいました
その男は幼い頃両親が他界し親戚をたらい回しにされ、親戚から虐待を受けながら貧しく居候し、中学生になるとすぐに家を出て自立しました
その男はあるとき仲間が悪人から暴力を受けて怪我をさせられていたので、仲介に入ると悪人を大怪我をさせてしまい、警察沙汰となり刑務所に入る事になりました
服役すると
自由が効かない
仕事が出来ない
好きな仲間と遊べない
恩師への恩返しが出来ない
男は自分の罪を猛省しました
時を同じくして戦争が始まり、仲間や同世代は徴兵され兵隊となりお国の為に出撃していました
しかし、刑務所にて服役している男は自分の罪で戦争に行けない自分を責めました
正義感で悪に立ち向かい罪を犯してしまったこと
戦争に行けず生き残ったこと
男は正義感に悩みました
時は経て戦争は終わり
男は生かされた命をどう使うのか
虐待を受けた分、仲間を思う優しさ、弱きを助ける正義感、時には知らない人にまで食事や仕事の世話をして頼りにされ魅了される人がどんどん増えて求心力あふれるリーダーになっていきました
持ち前の愛を惜しみなく分け隔てなく差し出し続けた人生
彼は、生かされた命に感謝して、あらゆる場面に『命と数』に合わせてチャレンジし、とある業界最大手企業の社長として飛躍させ、国内外から信頼の厚い愛の深いリーダーと仲間を育成したのです
その方の魂を継承されたリーダーは今も全国で様々な業界で活躍中です
心より感謝申し上げます
不運だと思える事が幸運に繋がることを、今は見えないかもしれないが、何があろうとあなたの愛は素晴らしい可能性を持っているということです
人生は山あり谷ありです
小さい山大きい山それぞれあります
大きな木々が密度濃く生茂る山や、突起した岩があったり、激流の川があったり、山には様々な顔や姿形があります
登山道は決して楽ではないけれど
目指す頂きに登り着いたあとの達成感や爽快さや幸福感は登った者にしか得られないが、あなたにチャンスがある事は間違いない
オリンピックはないけれど、魂の聖火リレーは絶やさない
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