人生の四季
人生では、どんな人でも、活動的なとき、静かに機を待つとき、があります。
個性運命学では、バイオリズムを四季にたとえて、人生のタイミングを考えます。
季節の過ごし方
●春は「種まき、水やり」
春は種まきの季節。
新しい春の到来ですから、チャレンジすることが大事です。
望みを叶えていくという意欲を持つこと。人生の種まきをする時期なので、人と会うことや世界を広げることを意識しましょう。
ただし、春といっても楽しいことばかりではなく、夏が近づいたら、たくさん出てきた不要な芽を間引くことも必要です。せっかく育てたものを間引くことは痛みを伴います。その痛みも含めて、とことん考えるのが、春を過ごすコツ。
春夏秋冬すべての季節のなかに痛みはあるものです。
●夏は「達成感を味わう」
夏は育ちの季節。
あなたのチャレンジの芽が、どんどん成長していきますよ。
夏がくる前には梅雨があります。不安定な天候で、ジメジメした雰囲気だけれど、備えができるかどうかが肝心。害虫やカビにも耐えて、クサらず過ごしましょう。
雨をしっかり吸収したら、春に仕込んだ芽に、夏の花が開くとき。自分の達成をどう味わうか。夏休みやお祭りなど楽しいことも多いけど、そればかりに気をとられていると、足をすくわれることに。
何かを達成し、充実感を味わえる一方で、周囲からいろいろ言われたりすることも増えてくる。その痛みもちゃんと受け止めましょう。
●秋は「収穫して働く」
秋は収穫の季節です。
実りの収穫を、自然や人様に感謝して、頂きましょう。
でも、収穫するということは、単にお金が入ってくるとか、地位や名声を得るといったことではありません。なぜなら収穫の刈り取りは自分でやらなければならないから。
ただ実りをもらうだけでなく、しっかり働く。自分のためだけでなく、ほかの人たちの穫り入れも手伝いましょうね。他者との協調も、秋の季節の天命です。
だから、自分自身に問いかけてみましょう。
人のためにちゃんと働いていますか?
●冬は「次への準備」
冬は、静寂の時。
しっかり収穫した蓄えで、健康に冬を乗り越えましょう。
冬は雪で覆われ足元が見えない。それでも歩みを止めず、だから不安になります。冬は信頼できる誰かに、前を歩いてもらうのがベター。
冷たく澄み切った空気で、満天の星空が見えます。頭もすっきりと冴え渡ることでしょう。
この静けさを利用して、自分を見つめ直したり…。今まで見えなかったものや、周りが見えてきます。見えることでの痛みもあるけど、それが冬の痛み。
やがて、必ず春が巡ってきます。翌春に備えて、勉強したり資格を目指したり、スキルアップしましょう。
「よし、来年は何をしようかな」と考えて準備することを忘れないでいただきたい。
季節の循環
四季の中にも移り変わる12の循環があります。
その循環で気をつけなければならないことをお伝えします。
下記にある説明はごく一部の簡単な説明であることをご理解ください。
【望】
過去を捨て、切り替えの時。
【資源】
協力者、活気、実行の時。
【運命】
独立、結婚に好機。決断の時。
【天候】
精神に不調きたす。根性の時。建築は不可。ピンチの後に幸。
【祭】
勘、集中力の時。人気信用が集まる。
【幻】
脱線しやすい。浮気、事故に注意。
【扉】
再びくる運。信用力増大。ツキ、再婚に吉。
【結集】
予想を上回る成果。宴会に縁。
【城】
巧成り名を遂げる。高慢に注意。
【空】
裏切り、期待はずれ。新規は凶。未来より過去が重要。
【回天】
底辺・原点の時。人のために生きよ。
【裁断】
平和を失うが、不幸な人は逆に希望が宿る。