
街角などで易者の看板を見ますと、必ず「泰(たい)」の卦(地天泰:上に地、下に天)が掲げられています。
泰の卦は、外が陰で内が陽ということです。
これを人物で表すと、内面に活発な力を持っていても、外は控えめでいる。才能があって、満々たる闘志をもっているけれど、外には一向にそんな気配を見せず、常におだやかに保っている姿、これが泰です。
泰と逆なのが、否の卦です。(天地否:天上地下)
外は陽気で賑やかに活発するけれども、中身がない。学歴も経歴もあって、明朗で行動的でよく目立つが、付き合ってみると内容がなく見掛け倒しである、というのがこの否の特徴です。否決、否認という言葉は、ここからきています。
さて、あなたならどちらのタイプがいいですか?