【AI】

このまえテレビで人工知能(AI)の番組をやっているのを見ました(けっこう前のを録画で見たんですけどね)。

 

近年さまざまな分野にAIが利用されるようになり、アメリカでは警察の犯罪予知や医療判断、日本では雇用や結婚相手のマッチング、人事評価などに利用が始まり、なかなか効果をあげているそうです。

 

その中で私が興味を持ったのが、天気予報における雨雲の予測でした。  

現行の気象庁の予測のたて方というのは、衛星画像の雲の状態に加えて、現在の風速や気流・海流の向き、各地の日照や気温、湿度など、膨大なデータを入力し、複雑な理論や数式を使ってスパコンで計算して予測を出しています。

 

ところがAIで予測する場合はというと、過去3年ぶん毎日、実際の雨雲がどう動いたかのデータを入力するのみで、それに基づきこの先雨雲がどう動くかを予測させます。

おもしろいと思ったのは、その他、風向きや風速、気温等はいっさい入力しないのだそうです。

 

で、的中率はというと、AIの方がはるかに速く正確になっていて、本年の7月の台風豪雨では、気象庁の遅れがちな発表よりも、AIの天気予測を提供する民間会社のデータを優先させた九州の自治体で、避難指示やその解除の判断におおいに役に立ち、一人のげが人も出さずに済んだそうです。

 

実は、AIが出す予測は、なぜそうなるのかの理由がよくわかっていません。いまのところAIの予測に理論や法則、根拠となる数式は無いのです。

ただ過去に基づいて、AIは未来を予測し、現実の結果がその通りになる。

 

理屈ではなく、過去の経験の積み重ねで予測をたてる方が、実際の役に立っている。

みなさん、これは当協会では、もう知っている話のような気がしますね。