【夫の五戒】

原始仏典のひとつに『シンガーラの教え』というのがあります。

その中に「夫の妻に対するあり方」において、釈尊は「夫は妻に五つのことで奉仕せよ」と説いています。

 

「妻の自立を認めよ」

「妻を尊敬せよ」

「浮気をしない」

妻に家の権利を任せよ」

「妻に宝飾品を買い与えよ」

 

などですが、宝飾品は当時のインドではアクセサリーではなく財産のことを意味します。

 

今も昔も女性蔑視が強いインドですが、女性の自立と財産権を世界ではじめて認めたのは釈尊ではないか、といわれています。

 

しかしこの教えは、漢訳されるとなぜか奉仕する側とされる側が逆転されてしまいます

日本では漢訳経由でしか経典が読まれませんので、なかなか知りようもないことですけれども、日本(とくに西日本)は、もともと母系社会。我々にとって上の五戒は、すんなり同意できますね。