【非礼弗履】

たとえば、何か良さそうなチャンスがあっても、礼にかなっていないことは行わない。

 

これを「非礼弗履」 君子以って礼にあらざれば履まず といいます。

 

礼とは形式的な礼儀のことではなく、道にかなっているかということ。道とは、すなわち数。数とは因果。いっけんおいしそうな好機に見えても、数にあらざることは因果が成り立たないので、やってみてもしょせん後で後悔するだけ。であるから、礼をわきまえるとは、人に対するためではなく自分のため。

 

昔の人は、経験から発したえらいことを言葉に残したものです。