【石ころ】

禅家の説法の常套のひとつに、

 

「人を僕つに塊を逐う(ひとをうつにいしころをおう)」 『大般若経』第五六九巻

 

というのがあります。

 

(人が)石ころで犬を撃つに、犬は石ころを追い、石ころついに止まず。

石ころで獅子を撃つに、獅子は人を追い、石ころおのずから止む。

 

事象の根本を観よ。ということでありましょうな。