【自助努力】

昔々、とても信心深い男がいました。あるとき乗っていた船が嵐で遭難して海に放り出されてしまいます。板切れに捕まってなんとかひとり漂流しながら、しかし自分は神を信じているから、必ず助かると確信を持って、けして諦めなかったそうです。

 

そうしていると、他の船が通りがかり男を助けようとしましたが、男は「神が私を救ってくださるから大丈夫だ」と、救助を断ります。

しばらくしてまた船が通りがかり、助けようとしますが、また同様に断ります。

やがて男は溺れて死んでしまいました。

男は天国へ行って、神様に文句いいます。

「あなたを信じていたのに、どうして救ってくださらなかったのですか!」

神様は答えます。「二回も助けを出しただろう」

 

神は自らを助けるものを助ける といいます。救いを求めるなら、まず自助努力から。