【神は具体的か?】

高い空

杖をつき白い衣を着た長いヒゲのお爺さんが居ましまし、毎日下界を眺めつつ世を憂いかつ喜び、人々の運命を決めている。

彼の名は、”神さま”。

 

なんてことは、いまどき小学生でも信じない。

そういう神はニーチェに言わせると、とうに「死んだ」のです。

  

またはこの広大な宇宙が尽きるところ、異なる次元。そこには天国とも楽園とも呼ばれる場所があり、死者はそこへ帰還する

 

物理学的に考えると、十字架に貼り付けになったイエスの魂が肉体を離れ光速で移動しても、まだ2019光年のあたりを旅行中。

 

直径10万光年の銀河系すら出ていない。

宇宙の外に出るにはあと180億年ほどかかることでしょう。

  

クセノパネスは言う。

「死すべき者ども(人間)は、神々が、生まれ、自分たちの着物をまとい、声や体を持っていると思い込んでいる」

 

また、ヘーゲルはキリスト教徒が頑なにこだわる”人的な神の姿”を、「気体性脊椎動物」と呼びました。

 

そんなものを想定して、神はいるだのいないだの、おれは信じないだの。

なんとも、子供っぽいやりとりです。

(明日に続く)