【形が顕れる】

400年前のインドの詩人ラッジャブは叫んだ。

 

「私は、生の永遠なる戯れを見ている。

天なる声が、いまだ形なきものに形を与えよ! 言葉に表せ! と歌うのが聞こえる」

 

生は表現されることを願う。

 

存在は言葉にされなければならない。

聖書にも、―   人はパンのみにて生くるにあらず ―  とあるよう、人は物質的なものより以上のなにかを求める。

 

世界中で3000年以上まえから、そして今も追い求められる自己実現、自己主張、つまり個性は、ノや他人の慣行の中にはありえない。

 

自ら創造し、形を与えるしかないのだ。