【日本には「謙遜」という言葉があり、それなりの美徳とされています】

昨日の「セルフ・ハンディギャッピング」の続きです。

 

テストでいつもいい点を取る学生が「勉強なんかぜんぜんしてないよ」との発言を、信じるか信じないか、アメリカの大学が学生にアンケートしたところ、76%が信じない、という結果だったそうです。

 

同様に、テレビなどに出演する東大卒の学者や政治家などが、

「私は若い頃は遊んでばかりで、まったく勉強などしませんでしたよ」

というのもよく聞きますが、これも誰も信じない発言のたぐいでしょう。

 

この発言を解析すると、「私は遊んでいても東大くらい入れたんだ」と自慢したいのか、それとももっと深い学究的な意味で「勉強しなかった」若き日を悔やんでいるのか判別できませんが、後者であれば、視聴者にそんな深い洞察はより解らないので、これは謙遜というよりも、人がどう受けとるか、という点についての勉強は、確かにしたことがないのでしょう。

 

日本では昔から、「謙遜というマナーが身を守る」と教えられてきましたが、現代は使い方を間違っている人もいるようです。

 

大の大人があれこれ言っているとき、「あ、この人はいまセルフ・ハンディギャッピングをしているな」と聞くと、滑稽で楽しいですよ。

 

 

ABD個性運命学