【決算】

年度末が決算の会社は、5月末が申告期限。

弊社もそのようになっておりまして、決算作業は、ま、明日でいいか、などと先送りにしつつ・・・

 

昨年に比べ売り上げが落ちたとか、在庫が減ったなとか、経費は変わらないなとか、まぁそういった最終調整も、やりはじめるとなかなか楽しいものです。

数字は如実に現実を現し、曖昧なところがありません。先期の反省や今後の計画、必要なやるべきことが、頭にはっきりと叩きこまれます。

ですから本当はこういう決算作業って、従業員全員にも参加させたいところなのです。

 

アメリカなどでは、所得者全員が確定申告をするそうです。会社員でも公務員でも、作業服を買ったら経費、通勤用の靴を買ったら経費、ネクタイまでも損金で落とせるそうです。

 

日本の場合、誰にも基礎控除額38万円というのが設定されています。これは、背広を買っても通勤カバンを買っても、年額38万円あれば、働くための損金としてじゅうぶん足りるでしょ、という意味のものです。

で、あとの調整や申告は、親方の会社にやってもらいなさい。国民は「由らしむべし知らしむべからず *」、血税を払ってる感や、使い道なんて知らなくていいのだ。が、日本の制度ですが、やはり自分で決算、申告納税をしてみないと、この国の国民の自立精神がいつまでも育たないような気がしますね。

 

* 由(よ)らしむべし知(し)らしむべからず  《「論語」泰伯から》人民を為政者の施政に従わせることはできるが、その道理を理解させることはむずかしい。転じて、為政者は人民を施政に従わせればよいのであり、その道理を人民にわからせる必要はない。