【個性運命学・基本】

一般的に占いは、大道芸易者や売卜のような、いい加減な予言をして人間の宿命を判断するようなものと思われていますが、古来伝わる易学や推命学などの占術は、本来そのようなものではありません。

むしろまったく逆で、易は変わる、易えるなりで、宇宙の創造変化の法則を尋ね、その法則に基づき、自分、環境をいかに変えていくか、ということが本領です。

 

したがってその現代形態である個性運命学も同様に、紐解きでただ宿命を尋ねるだけではなく、最終的な目的は、運命を打ち立てるものです。

 

運命という言葉そのものが動的であって、動いて止まざる活動、これを「命(めい)」といい、その命の中にも変わらざる法則、一定の動きの節目、因果を「数(すう)」という。

数を掴んで命を知り、命を立つる。立命は即ち変える。運を運ぶ、ということが一番大事なことです。

 

これを科学に例えると、自然科学が物質を探求して、原子や素粒子の法則を把握して、これを応用、種々の応用科学を作り上げる。これを事業にして工業などを立てていく。それによってエネルギーもできれば新しい製品も作れる。木や土から住宅を作り、鉱物資源から洋服や鉄製品もでき、それらを利用して遠い距離を移動することもできる。

 

人間も同様に、命(個性)を知り、数(バイオリズム)を知る、知って変えていく。

ですから、ただの易者や卜師には無理であって、個性運命学は長い人生をかけて究明していく、いわば人間科学なのです。

 

 

天行健、君子以自彊不息 

(てんこうけんなり、くんしはもってじきょうをやまず)

「天地の運行が健やかであるように、君子は自ら務め励み、怠ることはない」

 

ですから、人生を探求しない者には、良運が訪れることもありません。

 

 

ABD個性運命学