【既製品】

買い物するとき「既製品」というのがありますね。「既成品」と書いたり、「出来合い」とか「吊し」などともいい、前もって用意されている商品のことを呼びます。

これ元々は「既済(きさい・きせい)」品と書くのが正しい。

 

既の字は(すでに)と読み、(つくす)という字です。

済は、川を渡りきったという意で、済んだ、成就、完成を意味します。

既済はつくされてすでに完了し、終わっているということ。

 

ある一つの営みが全うされ、転じて「空」へ戻る。干支などは60年で一廻して生まれた年へ還ることを、還暦などといいますね。

そうしてまた新たな創造の準備へと、無限に循環していくわけです。