
中国ではこの旧正月、述べ30億人の移動があったそうです。ものすごい騒動と経済効果と、二酸化炭素排出量でしょうね。
我が国では3.11原発事故の際、当時の首相が無責任にも「首都圏三千万人の避難も考えた」などと述べ、関係省庁から「そんな移動手段も移転先もない」とあしらわれていました。この実行力の違いはなんでしょうか。
私の主観ですが、ちかごろの家電製品、雑貨類を見ても、当初は安かろう悪かろうだった中国系資本の製品が、安いだけでなく日本製品よりも品質やデザインが良くなってきたような気がします。
どうも近頃の日本製品って保証期間が過ぎたあたりで壊れるし、目先の金儲けのことしか考えてないのでは? と疑ってしまいます。自動車なども中国資本が買収した欧州系メーカーの製品が世界市場で活況を呈しています。30年ほど前、アメリカで自国品に代わって日本製品がもてはやされた状況を、いま私たちが味わっています。
「まだまだ日本は技術大国だ」などという声は聞こえていますが、そんな態度に安住していていいのでしょうか?
それって甘えじゃないのかな。先人の遺産を食いつぶす。与野党問わずタカ派には世襲議員が多いという例からもわかるように、本当の辛酸を舐めたことのない人たちというのは、ヘンに楽天的で、ダイジョウブかいな? と思う今日この頃です。
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