【時に迷えど】

人生を取り巻く状況は常に変化し、流転し、また予期せぬとばっちりや壁にぶつかる。前と同じということはなく、過去の経験や備えが通用せず、八方塞がりになる。

すると悩み、苦しみ、何もかもわからなくなって、嫌になって投げ出してしまいたくなる時が、誰でも必ずあります。生きているのが辛い… いっそのこと死んでしまおうか。

 

けれども、人が文明を作って以来このかた、そのような苦悩は、あなただけに特有の、人類史上かつてない初の現象なのでしょうか? 

 

おそらくそうではなく、それと似たような状況をすでに経験し、そこで潰れてしまった人、なんとか乗り切った人、両方いただろうと思います。そのとき潰れてしまった人の感想はあとで聞くことはできませんが、乗り切った人の経験談は、きっと後日に残されたことでしょう。

 

そのような人生のパターン、つらい時の過ごし方、乗り切り方を説いた学問というのも、様々な形で伝えらえておりますが、いかんせん現代ではそれらが人文社会学となって本来の目的を忘れ、学術的に分類化、細分化されて、考証学、解釈学に堕して久しきものがあります。

 

また逆にそういった難しいことではなく、安易な現世利益に通俗化し曲解された宗教や占いなどということも、たくさんはびこっております。

そのような学術的専門性のものではなく、また、浅薄で誇大妄想のものでもなく、私たちにとって最も関心があって大切なのは、私たちの、普通の暮らし。

 

その普通の暮らしに役立つ、実地応用できる学問として、個性運命学を推進していきたいと考えています。