【没法子】

漢民族に、「没法子(メーファーズ)」という言葉があります。

しかたがない、しょうがない、という意味ですが、日本の諦念とは少し意味合いが異なります。考えても考えても、ダメなものはさっさと忘れて、また一からやり直そう、というニュアンスです。

 

「有法子(ユーファーズ)」というのもあります。

これは、我が国の新幹線の生みの親、国鉄総裁の十河信二が、満州時代に知って、好んで訓示した言葉です。意味は、あきらめるな、まだ方法があるはずだ、なせばなる、ということです。

 

いつまでも執着するでなく、簡単に諦めるでもなく、両方をうまいこと組み合わせ、落ち込むことがないのが、東南アジアを席巻する華人のたくましさでしょうね。