【悪い未来】

世界三大投資家の一人といわれるジム・ロジャースという人が来日して、テレビで「日本の未来大予測」というのをやっていました。

 

一連の予測の中で目についたのが、

「2050年 日本は暴力がまん延する社会になっている」

というのがありました。

 

ロジャースは、増え続ける国の借金を少子化が進む日本で誰がいつ払うのか? を懸念していました。

経済が衰退した国は治安悪化に陥るだろうという予測に、司会者や他のゲストの日本人評論家たちは苦笑いで否定するなり、押し黙ってしまうか、話半分に聞いていました。「日本人はそういう国民性ではない」「苦しい時は争わず団結するのが日本人だ」など、経済の話だけを期待していたのか、そんなことはここで論じたい内容ではないとばかりの空気。

 

ご存知のとおり、星里奏も約30年後の周易の時代に入ると「力の世界」になると予測しています。私もこの予測の蓋然性は高いのではないかと考えています(どうしてそう思うかは長いので割愛します)

 

そんな未来にならないほうが、もちろんいい。「私は日本が大好きなので、予測が当たらないでほしい」とロジャースも言っていました。彼は本来が冒険家で、20年ほど前、妻と二人でバイクやクルマで世界一周をしながら、各地の風土や政治状況、住民の暮らしぶりを実際の目で見て投資判断をするという紀行本が世界的なベストセラーになりました。専門性に閉じこもって景気の話しだけしている日本の評論家と、ロジャースのごとく経済他すべてのベースとなる社会基盤の現実を直視する態度と、どちらに信憑性があるでしょうか。