【練】

なにかものを考えるというのは、情報を収集することではありません。

「知」というのも、情報や知識の量や質のことではありません。

 

考えることには訓練がいります。考えるとは頭脳で行うというより、身体で行うものです。それらの身体能力は練習しないと向上しません。

 

「知」とは、自分が知らないことを知っている人たちが為している会話に参加できる能力のことです。

 

自分が知らないことを知っている人たちの世界では、自分がこれまで見たことも試みたこともない考え方や感じ方が飛び交っているので、きっと驚き、拒絶してしまう人も多いのです。

 

「わからない」で済ませてしまっては、少しも自分の殻を破ることはできません。

 

現状から一歩でも突き抜けるには、未知のものへ参加する勇気、とらわれやこだわりを捨て、自らの能力や可能性を寛容にも信じる(自分を信じるのですから、掛け金の損はないでしょう)。

そしてあとは、練習しかありません。