【災害】

テレビで天気予報などを見ていますと、

「台風の周囲がこういう気圧配置の場合、過去に何度も大雨の被害が発生しています」

とか、地震速報の際は、

「このあと大きな揺れ戻しがくることがあります!」、「さらに大きな本震がくる場合があります! 警戒してください!」などと、よく聞きます。

 

また、聞いていておもしろいのは、

「不急な外出は控えてください」、「頭を守ってください!」、「建物などの下敷きになっている人は、大声を出して知らせてください!」など、興奮きみなアナウンサーがプロレス中継のごとく繰り返しますが、すでに外出している人や、倒壊した建物の下敷きになっている人が、テレビなどを見ているものでしょうか?

 

台風被害の場合、よく引き合いに出されるのは、半世紀以上むかしの「枕崎台風」や「伊勢湾台風」だったり、また逆に「本震」という言い回しは、熊本地震以降に発明された新しい言葉です。

 

いずれにせよ、なん十億円もする衛星を宇宙に何機も打ち上げ、数万か所に地震計を設置し、スパコンなど最新のテクノロジーでもって、高学歴の先生方がおおまじめに気象観測や地震研究をしているはずですが、なぜだか予報でいちばん信憑性がありそうなのは、過去の経験のようです。

 

統計というのはそういったもので、別に難しくもなんともなく、過去からの教訓です。