【命 ≒ 自由意志】

知的生命体たる人間は、”自由意志”を持っている。

自由意志とは、自分の考えで行動を決めるということだ。

 

ネコや虫なども自由に動きまわるので自由意志を持っているように見えるが、その行動は本能に制約されている。

 

エサや異性を探す、生存に有利目的以外の行動をとることはない

それは機械が決まった動きしかしないのに等しく、いわば本能による”強制意思”によって動きまわるのである。

 

複雑な神経系を持ったネコなどは自由な意思がまったくないわけではないが、自由意志を自分が持っていると認識るのは人間だけで、それが自我というものになっている。

 

フロイト学派は、「人間は本能が壊れた動物」としているが、壊したことによって自由意思と自我が発生したのか、自我が本能を壊したのかは定かでない。

 

だが我々に、既存の社会慣行や常識、強圧的な世間の目などがまるで新型の本能のように働き、自らを拘泥し、自由な決定を抑止していないか、常に自省することが大切だろう。

自由を失うのは、それは先祖返りでしかない。

 

自由意志だけが、運命を運べるのだ。