【克己】

いつも教条的ふうなことを書いていて、今日もなにやら堅そうなタイトルですけれども、なにも我欲のすべてを押さえ込んで修道僧や山伏のように禁欲的に清貧に生きよ、などと言いたいのではありません。

 

人は生きていれば必ず欲望がある。うまいものが食いたい、お金が欲しいモノが欲しい、異性の気を引きたい人より偉そうにしたい、病気したくない健康でいたい、自分を認めて欲しい等々、求道者が悟りの境地を求めることさえもが欲求に他なりません。

 

そして、欲があるからこそ克己がある。己にうち克つとは、己の我欲を異なる形で昇華させることではないでしょうか。

 

難しくはアウフヘーベンとか弁証法的などとも申しますが、天は人に欲望を与えたうえにさらに克己心を与えた。

 

いつまでも同じところにとどまっているな、ということが創造ということですね。

 

だからみなさん小さく収まっていなくて、世界征服くらいの大いなる野望を抱いてみたらどうでしょうか?