【個性からの逃亡】

私は神から逃げた。

毎夜毎夜毎日毎日。

 

私は神から逃げた。

年月のいくつもの門をくぐって。

 

私は神から逃げた。

深い迷路を抜けて。

 

私は神から逃げた。

涙の霧を抜けて。

 

私は神から逃げた。

聞こえる嘲笑を聞きながら。

  

 Francis Thompson  The Hound of Heaven

 

 

この詩で言う”神”は、自分自身の個性のことに他ならない。

 

個性から逃げるのは、自分の心を裏切っていることになる。

 

めに見えぬかみの心に通ふこそひとの心のまことなりけれ」 

 明治天皇