【上に立つ者】

この正月の年頭の挨拶で、どこかのエラい首長が「昨年は地震や台風が多く発生し、たくさんの犠牲者が出ましたが、本年は災害のない一年にしたい」と述べているのをラジオで聴きました。

けだし、これなどは「宿命」をアテにし、なにやら責任放棄にしか聞こえない。

 

私は予言しておきますが、今年も地震や台風や土砂崩れやらの自然災害は起こります。「本年は災害にしっかり備えて被害者を出さないようにしたい」とでも言えないものでしょうか?

 

災害ならぬ人災も多くあることでしょう。通り魔やDVのような暴力事件とか、消費税増税で広く薄く取られたあげく景気対策予算と称し一部の業界へ還元されたりとか。

それら突発的な災厄をマスコミが嬉々としてエンタメにし、ネタがない日の何処そこの肉だかラーメンだかが美味いのと同列に扱い、芸人がめっちゃやばいですやん等コメントすることでしょう。

 

こういうのはもうみんな飽きてます。耳障りない言説を弄すれば済む時代ではない。上に立つ者こそ、大勢の運命を運んでいるという自覚と志気とが問われている時代です。