【雁の群れ】

みなさん、雁の群れが飛んで行くのを見たことありますか?

Vの字に、20羽くらいが編隊を組んで飛んで行く姿は、夕暮れ空に見ていると いとおかし ですよね。

 

どうしてああいう飛び方をするかというと、先頭の雁が羽ばたいて翼で空気を下向きに押し下げるとそこの気圧が下がり、押し下げられた空気は気圧の低いところへ流れこむので、翼の横側に上昇気流を生み出します。斜め後ろからくる雁はその上昇気流に乗って楽に飛べるのです。で、次々と斜め後ろをついて行く。ですから、先頭が疲れたら、後ろに回って交代しながら飛びます。Vの先端の鳥がリーダーのように見えますが、群れの中にリーダーはいません。

 

鳥なのに、なんともかしこいですね。小鳥の頃から流体力学と航空力学を大学院課程で学び・・・、なわけありません。雁はおそらく、空気の流れが、我々が目で見るごとくわかるのでしょう。科学的でも理屈でもなく、生まれつき、自然にやっているのです。